ヤスミンの10分日記

自分に正直に書きます

夢を見た

昨晩、夢を見た。

1人の女性が、様々なエピソードの中で一貫して登場する。

 

その女性は、浜辺で踊っている。

少しふっくらとしていて、肌が浅黒くて、底抜けに明るい。

そして何より、優しい。人を疑わない。

 

その人は南の国出身で、ダンスが上手い。

 

その国は、日本とは風習が違うので、

少し戸惑いながらも、夢の中で私は、

彼女の魅力に惹かれていく。

 

彼女の国では、大切な人が死ぬとき、

真っ白な浜辺に連れて行って、死が訪れるまで共に過ごす。

 

その人が真っ赤な血を吐き出しても、それを白い砂が隠して飲み込んで、

何事もなかったかのように、穏やかな砂地となる。

白い浜辺で2人は寄り添って、最後の時を過ごすのだ。

 

その人が死んだら、その身が土になるまで、砂が優しく覆って、

白い骨になったら、それは大地へと帰っていく。

 

だから、お墓とかお葬式などは必要なく、ただ死ぬことは、

その砂地へと還っていく、それだけのことなのだった。